「仙台蒲生の日本一低い日和山」山開き登山に参加しました

7月6日(日)、「仙台蒲生の日本一低い日和山」山開き登山が行われ、3.11オモイデアーカイブの有志たちで今年も参加してきました!

仙台市宮城野区蒲生の日和山は、震災前、標高6メートルあったものが、津波で削られるなどして現在は標高3メートル、日本一低い山として知られています。

今年は、奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の松尾芭蕉さん、「岩沼市吹奏楽団」のみなさん、そして飛び入り参加!「みちのく仙台ORI☆姫隊」のみなさんという豪華メンバーで山頂を目指しました!

登山の前に、岩沼市吹奏楽団のみなさんによる記念演奏からスタート。ORI☆姫隊のみなさんも加わり、「なかの伝承の丘」に賑やかで華やかな音が響き渡りました。

吹奏楽の美しい音色に背中を押され、いよいよ登山スタート!熊鈴の音色も鳴り響く中、なかの伝承の丘から防潮堤沿いに進みます。一帯は工業地帯となり、防潮堤で遮られ、日和山の姿は見ることができません。途中、高砂神社で安全祈願。津波に耐えたクロマツがあったり、貞山堀のレクチャーもありながら、いざ日和山を目指します。日和山より断然高い防潮堤を越えると、眼下に日和山が広がりました!

参加者たちは、一歩一歩と歩みを進め、山頂へ。全員が無事登頂!バンザーイ!!そして、登頂証明書が手渡されました。

日和山につけられた看板ひとつひとつ見ても、地元の方たちから日和山がどんなに愛されているかが伝わりますね。山頂では、松尾芭蕉さんが、道中出会った鳥や、蒲生干潟に生きる生物たちのお話しをしてくれました。山頂から見る風景は変わってしまったけれど、干潟そして広がる海の風景は変わらずそこにあって、ここに集まったみんなの笑顔に今年も出会えて、最高の山開きとなりました。

日和山の山開きは、来年も7月の第一日曜日に開催される予定です。どなたでも自由にご参加いただけます。ぜひ来年はあなたもレッツ・チャレンジ!

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