2月22日~24日、宮城野区文化センター 2Fフロアにゴザを敷いてこたつを置き、みんなでほっこりと暖まりながら公開サロンを楽しむ「見る、聴く、話す。それぞれの3.11(こたつで話しましょ)」は、おかげさまで210名の方々に参加いただき、いかにも3.11オモイデアーカイブらしい語る場になりました。
展示・上映作品やサロンの企画内容もさることながら、企画を持ち寄り語る場を作った3.11オモイデアーカイブ&海辺の図書館スタッフ自身が、今回の最大のコンテンツでした。この8年を振り返り、語る機会を持てたこと、そして、参加者も気軽に話しかけられるような雰囲気作りができたことは、予定していた以上の成果だったと思います。
また、海辺の図書館さんと一緒に実施することで、それぞれの得意分野を持ち寄り会場作りを行うこともできました。流木とこたつが並んでいると、海辺の親戚の家にあがってお茶を飲んでいるようで、それだけでほのぼのした雰囲気になりました。
震災について、まちなかで話す、聴くことがめっきり減っている昨今。それぞれの3.11について、肩の力を抜いて語り合う場がますます必要になっているように感じます。こたつサロンを担当されたスタッフの皆様、大変お疲れ様でした。またこのような機会を持ちたいですね。
企画された担当者名とテーマは下記の通りです。
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2月23日(土)
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●09:30~10:30
三浦 忠士さん「鳥かごを透かして見える海辺のまち」
●11:00~12:00
押野 緑さん「祈りの道しるべ~宗教者たちの東日本大震災~」
●13:00~14:00
工藤 寛之さん
「知ることと伝えること」
●14:30~15:30
長澤 香さん「みんなの絵本のじかん」
●16:00~17:00
押野 緑さん「奉一切有為法躍供養也~謡い踊ることが供養、そして復興の狼煙~」
●17:30~18:30
柳谷 理紗さん「8年前の自分とセルフトーク」
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●2月24日(日)
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●10:00~12:00
佐藤 豊さん&大沢 佐智子さん「豊さんとおちゃっこ」
●13:00~14:30
木村 浩二さん「仙台平野の災害のコンセキ~来たるべき災害に備える~」
●15:00~16:00
庄子 隆弘さん&深田 丈史さん「海辺の図書館 やかんでこたつトーク」