設立趣旨

 

■ 「3.11からはじまる、まちと人のオモイデをキロクする」

3.11オモイデアーカイブは「3.11からはじまる、まちと人のオモイデをキロクする」をテーマに、アーカイブ活動を市民協働で取り組む団体。

2011年3月11日に発生した東日本大震災によって失われたかに見えるふるさと。しかし、震災に遭うことによって、まちの成り立ちや歴史、人の想い出の大切さを気づかされたことは多く、未来のまちを思い描く上で<地元の知>を知ることからはじめようと、震災5年を機に 2016(平成28)年4月1日設立(※)。

生活者視点を持つ市民自らが<アーキビスト>となり<ユーザー>となることで、3.11前後のまちの記録や人々の体験を<収集><保存><編集><記録>、そして<活用>を重視した「記憶を育てるアーカイブ」「終わらないアーカイブ」を実践する。

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(※)2011年3月11日の発災直後から資料の収集・保存を始めたNPO法人20世紀アーカイブ仙台を前身とし、震災から5年目となる2016年に震災アーカイブ部門を独立。名称を「3.11オモイデアーカイブ」と改め設立した。