毎年7月の第1日曜に行われてきた、日本一低い山・日和山の山開き登山。
今年は残念ながら、コロナ禍で中止になりました。
3.11オモイデツアーでも毎年参加してきましたが、今年のツアーは行わないことと決定しました。
そんな中ではありますが、7月5日(日)に有志で登山をしました。
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた
蒲生地区の旧中野小跡地にある「なかの伝承の丘」からスタート。
高い防潮堤を右に見ながら、高砂神社で登山の安全祈願。
風景はすっかり変わり、旧舟要の館跡地を過ぎ、防潮堤を乗り越え、日和山へ。
防潮堤の方が高くなってしまったので、登山は一度下山してから。
蒲生の日和山は、標高3メートル。
無事に登頂成功しました!
毎年、蒲生の風景を見続けてきましたが、すっかり変わりましたね。去年・一昨年、あれだけトラックが行き交っていたのに、いまは工場などが建ち並び、どこになにがあったのか、もう思い出せません。
途中、蒲生に元々住んでいた方から、震災前の貞山堀や蒲生干潟などのお話しを伺いました。
イキイキとお話ししてくれているその姿は、こちらまで元気になりました。
来年こそは、例年通り多くの人が集まった中で、日和山登山をしたいです。