7月1日(日)、「仙台蒲生の日和山登山」が今年も開催されました。
蒲生の日和山は、2014年4月9日、国土地理院による調査で標高3メートルの「日本一低い山」として認定されました。以来、日本一高い富士山と同じ7月1日に山開きを行っています。
中野地区地域モニュメント(旧中野小学校跡地)に集合、今日のために復活、練習を重ねてくれた「中野小太鼓」(現在は高砂中学校の生徒さん18名)と、中野ふるさとYAMA学校・武田さんのヨシ笛で、山開きを盛大にスタート!登山開始、まずは高砂神社まで山歩き。復興工事の影響で、去年とはだいぶルートが変わり、周りの風景も全く違うものとなっていました。途中、高砂神社で登山の安全祈願、再び山歩き、いざ日和山山頂へ!
標高3メートル、7段の階段を「そろそろ空気が薄くなってきたなぁ」「山の天候は変わりやすいから気をつけろー!」「熊が出たぞー!」など声を掛け合いながら、無事、240名もの参加者が登頂を果たしました!山頂での記念撮影、みなさん達成感でいっぱいのはじける笑顔でした!
旧笹谷邸に戻り、カトリック北仙台教会さんが準備してくれていたアイスコーヒー、身体に染みました!ごちそうさまでした。
午後からは、「3.11オモイデアーカイブ」がバトンタッチ。「3.11オモイデツアー」を実施し、昭和時代の蒲生の写真を参加者みんなで見ながら、オモイデを語り合いました。中野ふるさとYAMA学校の武田さんが提供してくれた写真を見ながら、自信のオモイデを話し、元住民のみなさんがさらにオモイデを重ね、参加者たちはそれを聞き楽しむ。今回も笑い声に包まれ楽しい時間を過ごすことができました。
来る度に工事が進み風景が変わる蒲生地区ではありますが、来年もみんなで登山できることを楽しみにしています。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!