せんだい3.11メモリアル交流館との共同企画
「おらほのアルバム ~縁側で見るまちのオモイデ写真~」はじまりました。
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震災前、ここにどんな暮らしが、風景があったかおぼえていますか。
2022年3月11日、仙台市東部沿岸地域は震災から11年目を迎えます。
市民発信の活動や跡地利活用を通して、沿岸部に新たな活気が生まれてきています。
しかし、風景や営みが新たになっていく一方で、記憶や痕跡が薄れてきているのも事実です。
かつてのことを忘れないために、未来へ伝えるために有効な方法。
そのひとつが震災前の写真を見ながら、かつての暮らしについて語り合うことです。
会場には、仙台市東部沿岸地域で震災前に撮影された写真が貼られ、誰かの家のような縁側があります。
かつての縁側は、近所の人も初めての人も座れるような、ちょっとした交流の場でした。
沿岸部に住んでいた方も、震災前の風景を知らない方も、さまざまな人が写真を通してかつての暮らしに思いを馳せ、交流できる機会となれば幸いです。
sendai311-memorial.jp/feature/oraho/
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期間中は、イベント「『おらいの縁側』縁側で語りませんか」も開催。
引き続き震災以前の沿岸部の写真も募集中です。
せんだい3.11メモリアル交流館 2階展示室
3月1日(火)〜6月19日(日)10時〜17時 入場無料
会期中は3.11オモイデアーカイブのスタッフがいることも。
みなさまぜひ、足をお運びください。