12月8日(木)13:30~、オモイデツアーでお世話になっている中野ふるさとYAMA学校のみなさんが多く住まう、田子西三丁目集会所で「おらいの縁側座談会」を開催しました。
今年3月から6月まで、せんだい3.11メモリアル交流館との共同事業として開催したイベント「おらほのアルバム ~縁側で見るまちのオモイデ写真~」での企画「おらいの縁側座談会」がこうして館を飛び出し、引き続き開催できることに感謝します。ありがとうございます!
参加者は約20人。震災前の町蒲生、バス停、日和山、高砂神社のお祭りなど、懐かしい蒲生の風景をご覧いただきました。
「町蒲生でバスが鉢合わせると、片方がバックするんだ。」
「高砂神社の御神輿は800キロあって、塩竈様の次に重かったんだよ。」
「お祭りは一軒一軒まわってお酒を飲むんだ。勢い余って海まで入ってったこともあったなぁ。」
「お祭りの前の日は、お母さん会で神輿を磨くの。」
「七北田川を渡るのに渡し船があって、向こう岸にずっづ(おじさん)がいて「ほー」って呼ぶと舟を出してくれるんだよ。」
「蒲生干潟ではビダッケ(貝)をよく捕ったなぁ。黒くて平べったいの。」
など、オモイデツアーではおなじみの話に加え、初めて聞くことも多く飛び出し、楽しく大切なオモイデ話しをたくさん聞くことができました。
町蒲生は「蒲生銀座」、貞山堀は「ていざんっぽり」、船溜りは「ヨットハーバー」などなど…蒲生独自の呼び方もおもしろかったし、また、地元の方々が楽しそうにイキイキと話してくれる様子を見ていると、こちらまで楽しくうれしくなりました。改めてこういった場の重要性を感じました。
帰り際、「楽しかったよ」「またやってね」などあたたかいお声をかけていただきました。またおじゃまできる日が来ることをわたしたちも楽しみにしています。
佐藤政信さん、コーディネートありがとうございました。そしてご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!