12月8日(土)、TRAC(東北リサーチとアートセンター)にて、<展覧会「とある窓」関連イベント⑤>おはなし会「私の窓、暮らしの風景」が開催されます。
ゲストは、笹谷由夫さん(仙台蒲生出身)、聞き手は佐竹真紀子(美術作家、NOOK)と佐藤正実(編集者、3.11オモイデアーカイブ)がつとめます。
本展にご協力いただき、オモイデツアーでも大変お世話になっている笹谷さんに、暮らしの記憶や風景へのまなざしについてお聞きします。みなさまぜひお立ち寄りください。
12月8日(土)17:00-19:00
参加費500円
定員20名程度(先着順。予約不要、直接会場へお越しください)
会場:東北リサーチとアートセンター[TRAC]
仙台市青葉区大町2-3-22第五菊水ビル3F(※当館エレベーター有り)
地下鉄東西線・大町西公演駅東1口から徒歩2分
【お問い合わせ=東北リサーチとアートセンター(TRAC)】
電話:022-397-7256(金土日の13:00-20:00のみ対応)
Eメール:artnodeTRAC@gmail.com
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<展覧会概要>
立ち上がりの技術vol.3「とある窓」
2018年11月2日(金)-12月24日(月・休)の金土日のみ開館(ただし12/24を除く)
時間:13:00-20:00
会場:東北リサーチとアートセンター(TRAC)
仙台市青葉区大町2丁目3-22 第五菊水ビル3階
入場無料
※関連イベント開催中は展示を見ることができません。あらかじめご了承ください。
https://artnode.smt.jp/event/20181011_4884
岩手・宮城・福島の沿岸にある無数の窓。
震災から7年あまりが経過した沿岸への旅で出会った、いくつかの「とある窓」から誰かが見ていた風景を、
地域と協働して記録をつくる組織・NOOKによる語りの聞き書きと、旅に同行する写真家・森田具海による各地の「窓」の写真によってめぐる展覧会。
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生活空間と外の環境をむすぶ「窓」。
風景は窓枠によって切り取られ、生活の中に入り込み、そこで暮らす人たちの感情や行為に影響を与えています。
私たちは「窓」という装置を介して、震災から7年あまりが経った岩手・宮城・福島の沿岸部の語りと風景を記録する旅に出ます。
「その窓から何が見えていましたか?」
ひとつの問いかけによって語られる、かつてのことやいまのこと。
誰かの記憶や視点を通して「とある窓」を覗いてみると、初めて出会ったはずのそこにある風景が、あなたや私がいつか見た/見てみたかった風景に感じられてくるかもしれません。
あのころとこれからが、あの場所とこの場所が、「とある窓」を介して重なることで、
ともに立ち上がっていくためのヒントを探し始められるように思うのです。
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主催:やわらかな土から、せんだいメディアテーク
企画:一般社団法人NOOK