「おらいの縁側座談会」番外編「蒲生の今昔写真で語る、暮らしと自然」終了しました

せんだい3.11メモリアル交流館との共同企画「おらほのアルバム 〜縁側で見るまちのオモイデ写真」。

イベント「おらいの縁側座談会」の番外編として、6月18日(土)13:30〜15:30、蒲生の町並みや日和山、蒲生干潟などの今と昔の写真を見ながら、当時の暮らしなどについて地元のみなさんと語り合おうというイベント「蒲生の今昔写真で語る、暮らしと自然」が開催されました。

第1部は「蒲生の暮らし」に根付いた話を3.11オモイデアーカイブの佐藤が、第2部は蒲生を守る会の熊谷さんが「蒲生の自然」について映像や写真を見ながら参加者のみなさんとお話しして過ごしました。

これまで3.11オモイデツアーでお世話になっている蒲生のみなさんですが、はじめて聞く話しが飛び出したり、いつも聞いていた話しがさらにアップデートされていたりと、今回もまた新鮮な気持ちで楽しい時間を過ごすことができました。

・蒲生には魚屋さんがたくさんあったこと。

・あみたけなどきのこをとって「しょいこ」で仙台のまちに売りに行った。

・原町、苦竹、福田町のあたりまで魚を売りに行っていた。行き帰りはバスで。それぞれお得意さんがいた。

・こやしかけ、いさばやさん、いなんつぁん、ごんべいやさん。

・蒲生のまちなか、いわゆる「蒲生銀座」をバスが通る。細い道なのですれ違うことができない。道路の途中であってしまったら、「ここに先に付いた方が優先」と決まっていて、他方はバックで戻る。例えそれがバスでもバックで戻る。

・蒲生の豊かな自然。準絶滅危惧種のハママツナは震災後に増えた。通常はピンクの花を咲かせるヒメオドリコソウは、震災後、白い花を咲かせたが、残念ながら防潮堤で埋められてしまった。

・アシハラガニ・チゴガニなどカニの種類も豊富。

などなど、「暮らし」と「自然」と分けてお話しを伺ったことで、よりわかりやすく興味深く聞くことができました。楽しいお話しに参加者みんなで大爆笑!という場面もありながら、笑顔あふれるあたたかい時間となりました。

今回がこのおらほのアルバム 〜縁側で見るまちのオモイデ写真」関連企画のラストとなりました。多くのみなさまにご来場いただき、本当にありがとうございました!

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