せんだいメディアテーク「星空と路」終了しました

せんだいメディアテーク1Fにて開催されていた「星空と路(みち)」今年も無事、終了しました。

「星空と路」は、せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)参加者たちのプロジェクトを紹介する展示や映像を上映し、それぞれの活動を通じて、震災を振りかえる企画展です。

今年は震災から12年ということで、時間が経過したからこそ、の展示内容となっていたように感じます。

3.11オモイデアーカイブでは今年も、わすれン!との協働企画「3月12日はじまりのごはん」を展示しました。これは、震災当時の食にまつわる写真をきっかけに、語りにくい震災について付箋に書いてもらうという参加型の試みです。

震災から12年。あのときはじめて口にしたものはなんでしたか?誰と、どこで、どんな風に過ごしていましたか?時間が経ち、徐々に語られにくくなった震災について、当時の「食」にまつわる写真をきっかけに思い出したことなど、ぜひあなたの声をお寄せくださいーーという呼びかけに寄せられた、多くの付箋。これらは、12年経ったいまだからこそ書けた、話せたことも多かったと思います。こういった小さな声をひとつひとつ拾い上げていくことが、これからはさらに求められていくと思います。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。

「星空と路 –3がつ11にちをわすれないために—2023」

あの日の星空と、そこから歩んできた12年を振り返るせんだいメディアテークは2011年5月3日、東日本大震災という大きな出来事に向き合い、ともに考えるために、「3がつ11にちをわすれないためにセンター」(略称:わすれン!)を開設しました。
「わすれン!」には、市民、専門家、アーティストなどさまざまな立場の人びとが参加し、ともに震災にまつわる事柄を記録し、発信しています。
「星空と路(みち)」は、センターの参加者による記録を紹介する展示や上映会、そしてこれまでに寄せられた記録の利活用の試みの場として、毎年3月に開催しています。個々のまなざしがとらえた記録を通して、これまでの道のりとこれからの歩みを考える時間を過ごすことができればと思います。

▶︎開催概要
会場:せんだいメディアテーク 1f オープンスクエア
期間:3月8日(水)〜3月12日(日)10:00-18:00
入場無料・申込不要

※なお、2fには「わすれン!資料室」という常設の展示もございます。

写真提供:せんだいメディアテーク
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