2年ぶりとなる公募型の3.11オモイデツアー 「古地図と地名で知る仙台市沿岸部のまち」を10月28日(日)に開催します。
仙台市沿岸部は津波により大きな被害を受け、さらにその後の更地化などにより、もともとあったまちの暮らしは見えにくくなりました。
しかし、悠久の時を経て作られてきた「地形」や、災害の警告・生活の知恵が記された「地名」、それらを可視化した「地図」、さらに地元の人々の「オモイデ」に触れることで、まちの輪郭ははっきりと浮かび上がってきます。
今回は、日本地名研究所理事で地名研究家の太宰幸子さん、元仙台市博物館市史編さん室長・郷土史家の菅野正道さん、おふたりのスペシャルガイドで、地形、地名、地図から仙台市沿岸部の歴史をひも解きながら、地元の方々が語る生活のオモイデとともに、かつての暮らしを体感していただけるスペシャルなツアーをご用意しました。
もちろん、3.11オモイデツアーのメインコンテンツである、地元の皆さんが写真を見ながら楽しくおしゃべりする「オモイデトーク」や「まち歩き」も開催します。
みんなで活かす普段使いのアーカイブが評価された「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2018」優秀賞を受賞したチームのチカラをいかんなく発揮し(^_-) 地域アーカイブと震災アーカイブがひとつになったツアーを実施しますので、沿岸部に何度か足を運んでいる方も、初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
お申し込みはこちら→https://s-ssl.jp/tabimusubi.co.jp/cgi-bin/reserve/detail.cgi?gno=20181028-1
●日時/2018年10月28日(日)8:30~17:00
●集合場所・時間/8:15仙台駅東口団体バス乗り場集合
●募集人数/40名
●参加費/7,500円(保険料込/現地までの交通費は実費)
参加者全員に荒浜の貝殻で作った「オリジナル貝クリップ」と佐藤豊さん特製「荒浜ポストカード」をプレゼント!
●お申し込み
仙台ふららん(株式会社たびむすび)
電話/022-748-6230
◎たびむすび→https://s-ssl.jp/tabimusubi.co.jp/cgi-bin/reserve/detail.cgi?gno=20181028-1
●内容お問い合わせ先
(有)イーピー風の時編集部 電話/022-295-9568
Eメール/info@sendai-city.net(担当/佐藤)
※小雨決行。雨天等による中止の場合は、前日夜9時にメールにてご連絡いたします。
※当日は歩きやすい服装・靴でご参加ください。
※開催数日前に仙台ふららん(株式会社たびむすび) さんより、集合場所・時間などの連絡がありますので、よろしくお願いいたします。
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●タイムスケジュール
8:15仙台駅東口集合
8:30出発
9:10~10:10 閖上朝市でお買物とちょい食べ
10:10~10:30 日和山に移動し、閖上の震災語り部 長沼俊幸さんのお話し
10:30~11:00 バス車内にて地名研究家 太宰幸子さんの地名講座
11:00~11:40 震災遺構荒浜小見学
11:50 荒浜ロッジ着
12:00~13:00 郷土史家 菅野正道さんの古絵図をもとに歴史講座
13:10~13:50 昼食(山菜おこわ&汁物)
14:00~14:50 荒浜の佐藤豊さんと一緒にまちあるき&撮影会
15:00~16:30 「オモイデトーク」&「私の一枚」
17:00仙台駅着・解散
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●協力
太宰幸子さん(地名研究家)、菅野正道さん(郷土史研究家)、長沼俊幸さん(閖上の震災語り部)、貴田喜一さん(荒浜在住)、佐藤豊さん(荒浜在住)
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●「3.11オモイデアーカイブ」の2つのメインコンテンツ
津波被災した仙台市内の沿岸地域をめぐり交流を図る「3.11オモイデツアー」と、震災前と今、震災直後と今を定点で撮影する「3.11定点撮影プロジェクト」という2つのプログラムを推し進めながら、3.11前後のまちの記録や人々の記憶・体験を活用するアーカイブに取り組む。
◎「3.11定点撮影プロジェクト」
①「かつての風景」は単に「過去の風景」ではなく、「復興後の未来」を思い描く素地となる。
②震災アーカイブと地域アーカイブは、いずれまちとひとの歴史として一本化される。
③定点による撮影記録は、いつでも誰もが参加できる「終点を迎えないアーカイブ」の活動。
◎「3.11オモイデツアー」
① 沿岸部のまちのファンづくりのためのツアー。 地元の人とゲストの交流を促す。
② メインコンテンツは元々の「まちの暮らし」と「地元の人」、そして「オモイデ」。
③ 3.11オモイデツアーをプラットフォームに、スタッフのアイディア・想いをみんなで形にする。
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